金持ち父さんはよくこう言った。「Bクワドラントで成功するためには、四つのすべてのクワドラントに属する人たちとコミュニケーションをとり、一緒に働く方法を学ばなければならない。Bクワドラントはそういった能力が絶対に必要とされる唯一のクワドラントだ」
金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 P.371
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あなたはどのクワドラントの人と仕事をしていますか?
クワドラントとは、
金持ち父さんが考え出したもので、
ビジネスの世界が
四種類の異なるタイプの人々によって
成り立っていることを説明したものです。
E:従業員
S:スモールビジネスまたは自営業者
B:ビジネスオーナー
I:投資家
です。
僕はまだ従業員は雇っていないのでEクワドラントの人とは仕事をしていません。
おそらく近い将来雇うことになると思います。業務が最近増えてきましたので。
不動産投資などをする場合には不動産ブローカーに仕事を依頼しています。
また会計は税理士に依頼しているので、Sクワドラントの人たちとは仕事をしています。
妻と一緒にビジネスをやっているので、Bクワドラントの人とも仕事をしています。
僕の会社に投資してもらっていますので、Iクワドラントの人とも関わっています。
こうしてみると僕のビジネスは現在の所、S,B,Iの人と仕事をしています。
そのうち従業員を雇うと思いますので、そうなるとE,S,B,Iすべての人がそろいます。
確かにBクワドラントで成功するためには四つのすべてのクワドラントに属する人たちとコミュニケーションをとっていく必要がありますね。
Eクワドラントの人には気持ちよく働いてもらうために、
Sクワドラントの人には専門技術を活かしてもらうために、
Bクワドラントの人とはアイディアを出すために、
Iクワドラントの人にはお金を出してもらうために、
コミュニケーションが絶対に不可欠です。
基本コミュニケーション能力の高さは
依頼する側が依頼される側よりも必要とされます。
なぜなら、依頼する側は相手(依頼される側)にこちらの思うとおりに動いてもらう必要があるからです。それにはこちらの意図を相手にうまく伝えないといけません。
依頼される側は、特にコミュニケーション能力が高くなくても、仕事はこなせます。
例を出してみましょう。
あなたはレストランのオーナーです。
レストランをオープンするために資金が必要です。
Iクワドラントの人たちに自分のビジョンを語り投資してもらいます。
「フレッシュな果物や野菜を中心とした健康によい料理を提供する。そしてそれを全国展開する。このレストランを通して日本人の健康感を高める!」といったようなことです。
Iの人に納得してもらってお金を出してもらうためにコミュニケーション能力必要です。
レストランを開く場所が必要です。
不動産ブローカーやインテリアコーディネーターといったSクワドラントの人に自分のお店の雰囲気を伝える必要があります。
「エレガントな店。昼は自然の明かりが多く入るように。夜は夜景がきれいな店。場所は表通りから一本中に入ってツウが通う店にする」といった感じです。
Sクワドラントの人に自分のイメージを伝えるコミュニケーション能力が必要です。
レストランで働く従業員が必要です。
ウェイターにはサービスの作法を教える必要があります。
また働きやすい環境を整えることも大切です。
「いらっしゃいませ」にするのか「おかえりなさいませ」にするのか。
高校生のアルバイトでもできるように仕事内容を細かく落とし込む必要もあります。
マニュアル化がいいですね。
従業員が何に困っているのか把握する必要もあります。
困っていることや悩んでいることを聞く能力も必要です。
レストランで例を出しました。
Bクワドラントは他のクワドラントの人とコミュニケーションが必要だとよくわかりますね。
他のクワドラントはどうでしょうか?
先ほどのレストランで考えてみましょう。
Eクワドラントはマニュアルを理解し仕事をこなせば問題ありません。
投資家と話して資金を出してもらう必要はありません。
店の内装について、インテリアコーディネーターと話す必要もありません。
Sクワドラントは、店の内装をきちんと仕上げれば問題ありません。
投資家と話して資金を出してもらう必要はありません。
Iクワドラントは、あなた(レストランオーナー)のビジョンを聞いてお金を出しているだけです。
インテリアコーディネーター(S)ともウェイター(E)とも話す必要はありません。
こうやってみると、Bクワドラントって一番コミュニケーションスキルが必要なクワドラントですね。
コミュニケーション能力を磨けば磨くほどBクワドラントで成功する。
つまりどんどんお金持ちになっていきます。
コミュニケーション能力を高める
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