銀行家が「持ち家は資産だ」と言うとき、彼らはうそをついているわけではない
銀行家が「持ち家は資産だ」と言うとき、彼らはうそをついているわけではない。ただ、ほんとうのことを全部話していないだけだ。財務諸表を見ればすぐにわかるが、あなたの持ち家はあなたの資産ではない。あなたがローンを支払っている銀行の資産だ。
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント p.165
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持ち家は資産でしょうか?
持ち家を買うときに、
銀行員の人は
「資産を買うために当行をご利用いただきありがとうございます。」
とか言います。
不動産屋さんは
「不動産は資産ですからね。」
とか言います。
僕も家(不動産)を買うときに上記のようなことを言われました。
彼らはうそは言っていません。
ただ、全てを話していません。
そうです。
誰の資産か?
を話していません。
持ち家は誰の資産でしょうか?
答えは、銀行の資産です。
あなたの資産ではありません。
これを読んでいるあなたは、もう知っていますね。
金持ち父さんの資産と負債の定義を思い出してください。
資産はあなたの○○○○にお金を、、、
負債はあなたの○○○○からお金を、、、
のあれです。
その定義でいうと、持ち家はあなたの負債ですね。
銀行にはあなたが返済する住宅ローンの毎月の利子が入りますから、銀行にとってはあなたの持ち家は資産です。
これは財務諸表を見れば一発でわかります。
こう言うと、じゃ、金持ち父さんは
「自分で住む家は買うな」
と言っているのか?
と言う人がいますが、金持ち父さんは一言もそんなこと言っていません。
「持ち家を資産と思って買うな、負債と思え」
と言っているだけです。
こういう質問をする人は、ファイナンシャル・リテラシーをつけていかないと、これからも銀行や不動産屋さんのいいなりになって、どんどん負債をかかえてしまうのではないかと思います。
これを読んでいるあなたは、ファイナンシャル・リテラシーを高めて、負債を資産とよばないようにしていきましょう!
ファイナンシャル・リテラシーを高めるには
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