金持ち父さんはこう言った。
「お金の価値はどんどん下がっている。だから、お金の面で賢くあろうと思ったら、それ自体価値のあるもの、そしてそれと同時に、お金を作り出すことができるものをつねに探さなければならない。そうしなければ、時間の経過とともに自分の経済状態をよくするどころか、遅れをとることになる」
改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編 P.193
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僕が子供の頃はチロルチョコ一個10円でした。
昨日コンビニで見てみると一個30円でした。
約20年で3倍になっています。
昔は近所の駄菓子屋さんで10円玉一個とチロルチョコを交換できたのに、
今は10円玉3個出さないとチロルチョコが手に入りません。
缶ジュース
僕が子供の頃は100円でした。
今は130円です。
約20年で30%値上がりしています。
物価が上がり、お金の価値が下がる。
これをインフレといいます。
反対に、
物価が下がり、お金の価値が上がる。
これをデフレといいます。
基本的に経済が発展するには、ゆるやかなインフレが望ましいです。
なぜインフレがいいかは、また別の機会に書きたいと思います。
経済が発展するには、ゆるやかなインフレが望ましいので、
長い目でみれば、世の中はインフレが進んでいきます。
国(日本政府)が出している物価指数を見ると
1970年:32.6
2013年:100
43年で物価は3倍以上になっています。
そして、現在、アベノミクスでインフレ率ターゲット2%としています。つまり、
毎年2%ずつ物価を上げますよ!
と言っています。
どういうことかというと、
今130円の缶ジュースが、来年には132円になります。
今缶ジュースいらないから、130円とっておくとします。
来年、缶ジュースが欲しくなっていざ買おうと思ったら132円です。
手元には130円しかない。
ええ、そんな!
缶ジュースが買えないTT
缶ジュースを楽しみに130円とっておいたのに!?
となります。
缶ジュースなんて、別にどうでもいい。
2円の値上がりでしょ。たいしたことないよ。
と思っているあなた。
もっと想像力を働かせてください!
2%の値上がりは、世の中すべての値段にあてはまります。
例えば、旅行。
家族でハワイ旅行しようと思って値段を調べました。
家族4人で100万円でした。
よし、今80万円あるから、来年行くためにあと一年で20万円貯めよう!
と思って20万円貯めます。
一年後、めでたく100万円貯まりました。
これで家族でハワイ旅行だ!
と喜んで旅行会社に行くと、、、
家族4人ハワイ旅行の値段は102万円です。
2万円足りませんTT
せっかく楽しみにしてたのに、旅行に行けません。
例えば、家賃。
今5万円の家賃を払っているとします。
これが、毎年2%ずつ上がっていきます。
1年後:51,000円
2年後:52,020円
3年後:53,060円
4年後:54,121円
5年後:55,204円
…
10年後:60,949円
…
20年後:74,297円
…
30年後:90,568円
…
まぁ、30年先まではいいとして、5年後くらいならまだ今の家に住んでいる可能性はありますよね。
家賃が5年で10%上がっています。
10万円の家賃なら11万円です。
これは由々しき事態です。
そうです。
1年で2%と思ってあまくみていると、複利ですので、
実際は5年で10%のインフレとなります。
今の生活費が5年で10%上がります。
生活費月20万円の場合は22万円です。
月30万年の場合は33万円になります。
月々数万円、今よりも余計に払わないと、
今と同じ生活水準が維持できなくなります。
インフレ率2%、どうですか?
これが、お金の価値がどんどん下がっているということです。
お金をそのまま持っているだけでは、どんどん価値がなくなっていきます。
銀行に預けているだけでは、どんどんお金がなくなっていくことになります。
銀行に預けていると、お金が腐っていくイメージです。
だから、金持ち父さんは、
それ自体価値のあるもの、そしてそれと同時に、お金を作り出すことができるものをつねに探さなければならない。
と言っているのです。
つまり、資産を買え!
ってことです。
最低でもインフレに負けないようなもの、
年間2%以上の利回りがあるもの
を買えってことです。
資産を買うなら
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