従業員の必要性が高まったのは、産業時代になってからだ
従業員の必要性が高まったのは、産業時代になってからだ。その需要に応えるために、政府が子供の教育係を引き受け、多くの子供たちを一度に教育する大量(マス)教育を始めた。彼らが取り入れたのはプロシア式のシステムで、今日の西洋世界のほとんどの国の教育システムがこれに基づいている。このシステムの土台となっている考え方を調べてみるとわかるが、その本来の目的は「兵士と従業員を作り出す」ことにあった。
金持ち父さんの起業する前に読む本 P.10
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生まれながらの起業家はいるのでしょうか?
いるって答える人もいるでしょう。
マイクロソフトのビルゲイツや、
グーグルのラリーペイジ、セルゲイブリン、
フェイスブックのマークザッカーバーグ
のような人たちがいます。
彼らは生まれながらの起業家なのでしょうか?
僕は違うと思います。
人間はみなオギャーと赤ちゃんとして生まれてきます。
この瞬間に起業家かどうかなんて決まっていないと思います。
オギャーの瞬間、赤ちゃんの脳はまだまっさらです。
起業家とか従業員とかいう概念なんてないです。
生まれた瞬間に起業家になるって決めている人はいないでしょう。
反対に生まれながらの従業員はいるのでしょうか?
ハイハイ、おれ!
わたし、わたし!
と手が上がりそうですね(笑)
これも生まれながらの起業家がいないのと同じ理由で生まれながらの従業員もいません。
では、なぜ従業員とか起業家がいるのでしょうか?
僕は生まれた後どのような訓練を受けたかで決まると思います。
日本では小学校、中学校、高校、大学と学校があります。
で、日本人ならほぼこのコースで教育を受けます。
なぜならいい学校を出ていい会社に就職するという目的があるからです。
ほとんどの人がいい従業員になるための訓練を受けています。
だからほとんどの人が訓練通り従業員になっていきます。
身に覚えありませんか?
僕は小学校、中学校、高校、大学、大学院と教育を受けました。
結構長くいい従業員になるための訓練を受けました。
でも今は起業して社長をしています。
え、大学院までいくと起業の訓練ができるんですか?
と質問されそうですね。
いいえ、大学院では起業の訓練できません。
では、なぜ起業したのでしょう?
それは、自分に起業するための訓練を課したからです。
僕は起業家として成功するために自らに訓練を課しました。
だから起業してやっていけています。
マイクロソフトのビルゲイツ、
グーグルのラリーペイジ、セルゲイブリン、
フェイスブックのマークザッカーバーグ
彼らも人生どこかの時点で起業する訓練を自らに課したのでしょう。
それは、
いい製品を作ることだったり、
コミュニケーションスキルをつけたり、
リーダーシップをつけたり、
学校では習わないことを、
実社会の中で身につけていったと思います。
僕自身も、
セールス、マーケティング、ビジネスモデルといったことを学んできました。
そして今でも学び続けています。
これらは学校では習わなかったことばかりです。
起業家としての訓練は今でも続いています。
えー、そんなの学べるんですか?
はい、学べます。
そもそも従業員という労働者ができたのって、
明治時代になってからです。
それ以前の江戸時代は多くの人が起業家でした。
多くの人は農民でしたが、彼らは領主から給料をもらっていたわけではありません。
むしろ逆にとれた農作物のうちの何割かを領主に納めていました。
農民以外は商人。
大工、宿屋、飯所など。
スモールビジネスの起業家です。
この時代、農民も商人も起業家でした。
起業家の家庭で育った子供たちは親から訓練されて、
農民の子供は農民、商人の子供は商人と
親に続き起業家になっていきました。
つまり単にどう訓練されたかで、
起業家になるのか従業員になるのかが
変わるということです。
現代は従業員の訓練が主流。
江戸時代は起業家の訓練が主流。
それだけです。
だから起業家になりたいのなら
起業家になる訓練を自らに課す。
たったこれだけです。
人間だれでも訓練次第で何者にもなれます。
起業家の訓練
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