通貨はかつては金や銀との交換が保証されていたが、今では単なる借用書にすぎない

国債
通貨はかつては金や銀との交換が保証されていたが、今では単なる借用書にすぎない。支払いを保証しているのは、その通貨を発行している国の納税者たちだ。
 
つまり、アメリカの納税者たちがせっせと働き、「お金」という名のこの借金証書の返済をし続けると世界の人が信じている限り、アメリカドルの信頼は保たれる。
 
だが、お金が成立する最大の要因であるこの信頼が失われれば、経済はトランプのカードで作ったお城のようにまたたくまに崩壊する。

 
 
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント p.176
—–
 
 
 
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントを初めて読んだとき、
今日の名言は僕の脳まで届いていませんでした。
 
意味がわからないまま、完全スルー、でした。
 
いや、こんなくだりがあったのかさえ覚えていなかったと思います。
 
 
 
当時は、
経済自由人になる
不労所得を得る
 
ってことくらいしか頭になくて、
 
お金とは何か?というところまで頭がまわってなかったです。
 
 
 
今改めて読んでみて、
当時の自分よりも、お金に関しておそらく賢くなっている今、
 
よくわかります。
 
 
 
お金とは借金の上に成り立っているもの
 
 
 
ごくシンプルに言うと
 
 
日本が国債を発行する(国民に借金をする)

発行した国債分、お金を作る(一万円札を刷るなど)

それが世間に出回る
 
 
です。
 
 
 
もうちょっと詳しく説明するには、
銀行の仕組みも理解しないといけないので、
それはまたの機会にしたいと思います。
 
 
 
さて、お金は借金の上に成り立っているものなので、
 
日本が
 
借金返すのやーめた!
 
と言い出したら、今のお金は一瞬で紙くずになります。
 
 
そうならないことを祈ります。
 
 
 
もう一つ、世間の全員が借金を返済したら、借金をしなくなれば、
 
お金がなくなります。
 
 
 
これ???ですね。
 
 
 
例えば、
世の中にお金があまり出回っていない時期があります。
これを不景気といいます。
 
こういう時期に政府は何をするかご存知ですよね。
 
そう、公共事業をします。
国債を発行(借金)しそのお金でダム作ったり、道路作ったり、ビル作ったりします。
 
つまり、世の中のお金の量を増やします。
 
 
景気のいいときなら、国が借金しなくても、
民間の企業が銀行からバンバン借金しますので、
世の中のお金の量が増えます。
 
 
 
まとめると、
誰かが借金をすれば、世の中のお金が増えます。
借金をしなければ、世の中のお金が減ります。
 
そして、誰も借金をしなくなると、
世の中からお金がなくなります。
 
 
 
世の中のお金の仕組みを知れば知るほど、
お金は借金の上に成り立っているということも、
よくわかってくると思います。
 

お金の仕組みを知るには

http://ff-yj.com/trk/postin-money-lesson


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2014/07/23 @ ffyj

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