金持ち父さんは「それを買うお金はない」という言葉を口にしてはいけないと教えてくれた。
金持ち父さんは「それを買うお金はない」という言葉を口にしてはいけないと教えてくれた。
貧乏父さんがいた私の家では、耳にするのはこの言葉ばかりだった。
金持ち父さんは「それを買うお金はない」と言う代わりに「どうやったらそれを買えるようになるか?」と子供たちに自問させた。
金持ち父さんに言わせるとその理由は、「それを買うお金はない」という言葉が脳の働きを止めてしまうからだ。
つまりそう言ってしまえばそれ以上考えなくてすむ。
一方、「どうやったら・・・・・・?」という問いは脳を働かせる。
答えを探すために脳は考えざるを得なくなるのだ。
改訂版 金持ち父さん貧乏父さん p.202
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「我慢しなさい」
僕が子供の頃、よく言われた言葉です。
おそらく、これを読んでいるあなたも、子供の頃、よく言われたのではないでしょうか?
僕が子供の頃に住んでいた家の近くには山がありました。
そして、天気の良い休みの日には父や母に連れられて、よく山に登って遊んでいました。
山の上や麓には屋台が出て、おかしやおもちゃが売られていました。
子供ならもちろん、こういったおかしやおもちゃが欲しくなると思います。
「あれ欲しい、これ欲しい」
と僕もよく言っていました。
今でも妙に頭の中に映像で残っているのですが、僕は手で投げて飛ばす飛行機を欲しかったのを覚えています。
飛行機は飛行機でもただの飛行機ではありません。
鳥のような様相をして、紙飛行機を飛ばす要領で投げると、なんと
バサバサ
と羽ばたくのです!
これが欲しくて欲しくてたまらなかった。
「あれ、欲しい!」
と何度も親にせがんだものです。
そのたびに、
「我慢しなさい」
とよく言われたのを覚えています。
そう言われるたびに、何か悲しい気持ちになりました。
自分が悪いことをしているかのような罪の意識さえ感じていたと思います。
こういった経験から
物を欲しがる=罪
という心理構造が生まれてしまうのだと思います。
子供の頃に植え付けられた罪の意識から、大人になっても抜け出せず、
本当は欲しくてもついつい、
「それを買うお金はない」となり、
罪を感じないようにしてしまう、
自然に何も考えないようにしてしまう。
この方が心理的に楽だからです。
ただ、心理的に楽だからと言って、脳に何も考えさせないと、人間どんどん退化していきます。
つまり、ボーっとしていると、どんどんバカになっていきます。
逆に、脳は使えば使うほど賢くなっていくようです。
筋トレをすれば、筋肉が強くなるように、脳も鍛えれば鍛えるほど、どんどん発想が沸いてくるようになります。
ですので、
「それを買うお金はない」
「それはできない」
とか言う前に、
「どうやったら買えるだろうか?」
「どうやったらできるだろうか?」
と自分に問いかけるようにしていこうと思います。
脳を鍛えて進化していきましょう!
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